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日比谷高校 令和8年度学校説明会

2026.05.30

日比谷高校 令和8年度学校説明会

恒例の塾・予備校などの教育機関対象の説明会が星陵会館で開催された。日比谷高校を志望先として検討する生徒・保護者に参考となりそうな内容をいくつかご紹介する。

推薦選抜に関して

 令和8年の応募倍率は2.89倍で185人の応募者に対して64人が合格した。男女合同選抜移行以降、3倍前後の状況が続いている。9教科の5段階評定を10倍した450点と小論文250点、集団討論と個人面接併せて200点の合計900点で合否が決まる。調査書点の比重が半分だが、受験者のうちオール5(素点45点)の者が募集人数(64人)の1.28倍、4が一つだけ(素点44)の者までで募集人数の2倍を超えるということであった。小論文と集団討論・面接の得点率は平均で6割弱なので合格は容易ではないが、高内申の受験者が多いため、推薦選抜不合格でも学力選抜を再受験した者101人中76人が合格しており、将来の目標が明確で具体的なアピール力に自信のある生徒は素点43以上の内申があるのならばチャレンジする価値は十分ある。

学力選抜に関して 

 令和8年の応募倍率は、募集253人に対して応募520人で2.06倍であったが、受験当日の欠席者が100人おり、また合格者は定員を上回る294人(追加合格24人を含む)であったため、実質倍率は1.43倍であった。さらに入学辞退者が24人出て、例年より高い辞退率(8.16% 昨年は4.78%)となった(追加合格の経緯と難関私立・国立大付属との併願状況については本欄「都立高校入試のトピックス」「中学受験と高校受験 どちらを選ぶか」を参照されたい)。出身中学校の設置者別の受験者は23区内が301人、多摩地域が62人で地理的な交通の便のよさから都内全域から受験者を集めている。特筆すべきは他県を含む国立付属・公立中等教育学校からの受験者が26人(合格19人)、私立中からの受験者が27人(合格15人)いることである。因みに海外の学校の卒業生も4人(合格2人)受験している。                        

 受験者の平均点は 国語69.7 数学61.6 英語60.0 社会87.6 理科92.9 である。自校作成の英数国は60点を目安の目標通りで、理社は90点(以上)を目指す状況は変わっていない。

大学合格状況について

進学指導重点校の指定の目安の難関国立大4大学と国公立医学部の合格状況は以下の通りである。東大文系34人(+浪人4人) 理系23人(+浪人6人) 京大文系4人 東京科学大(医除く)4人 一橋7人(+浪人1人)国公医学部20人(+浪人16人) 現役進学率は76.4%で浪人が74人となっている。東大の受験者は約150人で昨年と変わらないが合格者が減少したのは東大の入試問題が難化したため私立の難関一貫校に競り負けた面があるのではないかというのが学校側の分析であるが、浪人生が増えた分来年の押上も期待できるのでは、という話であった。またその余波で早慶への進学者が国公立への進学者を初めて上回ったとのことである。